みなさんこんばんは、代表の前田です。
今日は予報に反して雨も降らず穏やかな一日だったと思います。
自前に用意した傘が嵩張ってしまいました。
さて、今日はアルバイトの時給について。
気になったのはこの記事。
ファストフード世界同時 賃上げ1500円アピール
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150415-00000072-mai-soci
ファストフード店で働くアルバイト・パート労働者が時給1500円の待遇を求めて行動を起こしたそうです。
今現在東京都内の最低時給が888円ですから、1500円は途方もないですね。
近くのマクドナルドでは確か950~1000円で応募していた気がします。
1500円は深夜帯(午後10時から午前5時まで)でも多い時給に感じます。それを最低時給と主張しているわけですから、深夜は1875円ですね。
彼らには彼らの生活があるでしょうから、賃金が上がるのであれば嬉しいことでしょう。
しかし、事業主にとってみれば雇用者の最低賃金の上昇は固定費の上昇にほかなりません。
従業員の時給を上げたことで生産性が上がるわけでもなく、売り上げが伸びることもない。
雇用主にできることは時給に見合った能力のある人間を雇って生産性を引き上げることですが、そんな有能な人間がすぐ見つかるわけもなく、コストだけが増えます。
逆に賃金に見合わない人間にはすぐに仕事を辞めてもらって人員を補充していく。
賃金が上がれば、就職が困難になり容易に職を失うことになる。
アルバイトの生活がより不安定になるでしょう。
時給を上げることによって雇用主の営業活動が不安定になるわけですから、雇用者の就労環境も同様に不安定になるのは仕方のないことです。
今と時給1500円の世界、アルバイトにとってどちらが良いのでしょうか。
ではでは
時給1500円って新入社員より多いんじゃないの?就職したらいいと思う。
確かにそうですね。肉体労働は、最後まで肉体労働と感じます。余談ですが、岡田斗司夫さんの「僕たちは就職しなくてもいいのかもしれない。」はオススメです。
>>姉貴
実際就職すると年収400万円くらいで時給が2000円台くらいにはなる。
>>いしかわ様
アルバイトからの正社員や店長というのも一つの生き方です。
「誰からも嫌われない 図解 店員のマナー」というサンクチュアリ出版の本があります。小売の接客業には非常に有能な本です。時給1500円のアルバイトを目指すなら一読の価値ありです。
うーーん。著者と言い、HP内容と言い、怪しさ満点ですね。ブックオフで見かけたら軽く立ち読みしてみます。