みなさんこんばんは、代表の前田です。
最近雲の流れが急で、いつ天気が急転してもおかしくないなかおっかなびっくり移動している。
風が強いとはいえ一応良い天気であることに変わりはない。
それでも私は屋内に引きこもっているけれど。
さて今日はそんな在宅関係の仕事のお話。
少し前からネットで見かける自作のグッズ作成支援サービスが広がりを見せている。
Tシャツからマグカップ、スマートフォンのケースのデザインなど、自分で一から作りたい人向け、デザインビジネスを志している人向けの自由市場が開かれている。
数多のデザイナーが渾身のデザイン出品している姿を見ると、プロフェッショナルもアマチュアも関係ないなと思えてくる。
実際、こういう機会を通して業績を上げる人がプロだったかと言われると必ずしもそうでもない。
アマチュアだからこそより一般的な視点に近く親しまれるイメージを提供できるのかもしれない。
しかし、こうしたサービスの台頭はデザイナーの価値自体をひどく不安定にさせる。
世間の目から見てプロとアマチュアの違いが分からないくらいになってしまうと、どうしても全体的に需給のバランスが崩れて買い手市場に陥る。
そうなったらプロフェッショナルは大変だ。
自分の価値を維持するために高付加価値を模索することになる。
競争は必至だ。
プロとアマの境目が曖昧になるのは業界全体の危機信号かもしれない。
ではでは
今日の本は、「プロ社長」です。
従業員の仕事は事業を円滑に進め、利益を出すこと。
社長の仕事は事業構想を練り、事業全体の飛躍、発展の船頭となること。
例え少人数であったとしても、人を雇用して経営ができる社長はプロフェッショナルだと私は思う。
絵とか工芸の分野ならセンスや技術でプロとの差が出やすいと思うけど、
写真をデザインのメインにしてる場合はカメラアプリの性能のせいでプロとの境目が曖昧な気がする。
参入障壁が低くて誰でもできるようになる分野は裾野が広がる反面、全体的な市場価値が下がるということになるよね。