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2014.05.01 Thursday

シミュレーションで促す

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

早朝から出かけていた私は大雨の中で歩いたわけですが、多くの人にとっては快晴だっただろう。

ずぶ濡れの靴を乾かしながらお店でじっとしていたので、今日は考え事の日になった。

 

今日の思索は従業員(時間帯労働者)とお店の関係。

 

多くのお店が人手不足(いわゆる即戦力不足)に悩む中、報酬・待遇・職場環境や人間関係などで突出する店舗が出てくる。

 

それは、即戦力にこだわらず人を育てるところが多い。

一から仕事を教えて仕事を任せ、経験を積ませる。

 

昔ながらの日本的経営なのかもしれないけれど、従業員に好かれるお店はお客様にも好かれるお店であることが多い。

 

とはいえ、そんな『良心的な』お店が減ってきているのも事実。

実際、戦力にならないアルバイト一人を多く雇用するだけでもお店側には相当に負担が生じる。

それくらいの余裕がなくてどうすると言われてしまいそうだが、人一人を雇用するには相応のコストがかかることを考慮するべきだ。

 

そこで私が考えた案。熟練者を逃さず、新人がスムーズに成長させ、業務に携われる工夫だ。

・新人とベテラン従業員の処遇に差を生じさせる。時給でも、裁量権でも。

・この処遇差は従業員が把握している業務数をテーマごとに分類し、テーマ単位で増減する。

・このテーマ達成の基準は、人の助けを借りずに仕事ができるかどうか、その仕事ぶりなどから判断する。

・そして、テーマごとにシミュレーションを充実させることで時間外での業務習得が容易になる。

 

今の小売店は大半が初めの教育ビデオとOJTで人を育てているように見受けられる。

 

どれだけ頑張っても時給が上がらないのであればやる気も出ないし、いろんな仕事を教わっても手間が増えた程度にしか考えないだろう。

 

だからこそ、従業員自身がやる気が出せるような仕組みが必要なのだ。

 

従業員だって制服を脱げばただの一般人だ。一般人を敵に回すと恐ろしい。

あそこのお店は従業員を無茶苦茶に働かせた挙句、ノルマを強要するようなところだと言いふらされてお店が成り立つはずがない。

 

ではでは

 

今日の本は、「教え上手になる!」です。

教え上手が聞き上手を育て、聞き上手が教え上手を育てる。

私の知り合いに教え上手な人がいますが、この人は教えるのがうまいと同時に、聞く力や空気を読むことにも長けています。

教えるのがうまくなりたいという人は、まずは聞くところから。

 

コメント2件 “シミュレーションで促す

  1. 前田

    それだったら野郎は食いつきそうだけど。。。
    冗談はともかく、OJTはOn the Job Trainingの略で、仕事をしながら仕事のやり方を学ぶ方法だよ。対義語にOffJTってのもあるけど、違いは社内で教育できることかどうか、労働時間内か外かくらいかな。
    OJTは新人一人に先輩たちが指導するものだったのだけど、今は見本一回見せて「もうできるでしょ?」と無茶振りしている気がする。

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