月別アーカイブ: 2014年3月

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2014.03.21 Friday

単純労働と小馬鹿にするな

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

今日は、思いのほか風が強く、寒さが厳しい一日だった。

 

こんな寒い季節には鍋やシチューが一番だ。

体の芯からポカポカと温まれる料理がいい。

 

そんなことを考えていたら、残念な記事を見つけた。

 

牛丼チェーンの「すき家」人手不足閉店相次ぐ、その原因の一端は鍋定食?

http://www.j-cast.com/2014/03/20199811.html?p=1

 

アルバイトの人材不足で操業停止状態という異例の事態となったすき家だけれど、今や単純労働の代名詞と言われた飲食業や小売業の人材は常に不足している。

 

記事になったすき家では、アルバイトのサービス残業やワンオペレーション(1人営業)が常態化しているところがあったらしい。

その上鍋定食という準備のかかるサービスを始めたものだから、操業できずやむなく一時休業という事態に。

 

それくらい人手不足であり、割に合わない仕事だと認識されてしまっているのだ。

近所の牛丼チェーン店の求人広告が無かった時を私は見たことがない。

 

一方でオーナーたちにとってみれば、賃金に見合う以上の生産性のある単純労働者を確保する必要性に迫られている。

 

ただ、その「単純労働」に必要と思われる人物像を想像してみるとそれがどれだけ「平均以上」な人材なのか見えてくる。

 

・言われたことを一度で理解し、何事もそつなくこなし、バイト仲間と仲良くでき、不平不満を言わず、明るい接客と サービス精神が旺盛で長時間長期間働いてくれる若い人。

 

そんな人財はめったにいない。

 

単純労働だからといって低い時給で労働に従事させることはこれから難しくなることだろう。

とはいっても売り上げが上がらないんじゃ雇いたくても雇えないか。

 

ではでは

 

今日の本は、「実践!強い店長学」です。

雇われ店長、バイトリーダー、時間帯責任者…様々な呼称はあれど管理者である立場さえアルバイトが担うというのは、奇妙なものです。

時給や待遇が良くなるのかもしれないけれど、指示をされる側にとっては「所詮同じバイトなのに」という意識が生まれる。

 

 

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2014.03.20 Thursday

饅頭怖い、お客さん怖い

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

今朝は早朝から雨が降っていて、冬の冷たい空気が一層体に染みる朝だった。

寒いのはつらいけれど、花粉が飛ばないので花粉症持ちにはけがの功名だろう。

 

そんなこんなで昼過ぎに電話が鳴る。

はてさてどんな内容かと思えば、間違い電話だった。

より正確に言うと同じ電話番号の過去の使用者に対して電話がかかってくる。

 

悲しいことだけれど、個人からかかってくる電話の量は当店よりもこちらの間違い電話の方が圧倒的に多い。

 

未だに怒鳴りつけられる経験はないものの、人に理解していただくには時間も手間もかかる。

相手の機嫌を損ねないよう、間違い電話であることを伝えるうまい断り方はないものだろうか。

 

出来ればオンライン上でこの番号を未だに誤った形で掲載されているところは修正を願いたい。

 

さて、話は少し変わる。

 

実は最近来客が増えた。

というのも、元々ネット販売が主流で実店舗の売り上げはそれほど芳しくなかった。

 

しかし、コネや事前情報を抜きにこのお店にぶらりとやってくるお客さんがチラホラといらっしゃる。

 

自分でいうのも癪だけれど、あんとれボックスは一見さんに対して優しいお店ではないと思う。

まず場所が分かりにくいし、店内も適当に整理されているだけで目当ての本を探すだけでも一苦労だ。

 

それなのに足を運んでくださる方がいて逆にこちらが吃驚してしまうことも少なくない。

実際私は人付き合いに慣れてないのだ。

 

来客があるとお客さん以上に緊張してビビりまくってしまう。

よくまあそんなので店子をやろうと思ったものだと過去の自分を笑ってやりたい。

 

お客さんがいらっしゃること自体は大歓迎ですよっと。

店子が普段以上に緊張しているので慰めてやってくださいな、

 

ではでは

 

今日の本は、「ビジネスパーソンの街歩き学入門」です。

街歩き、実際に地元の商店でご飯を食べる。それだけでも生活を成り立たせる一シーンである。

多くの人は見落とし立ちでも、自分だけが分かっていると思い込めば新たな可能性を追求できる。

 

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2014.03.19 Wednesday

春眠大好き!

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

いやはや、ここ数日の天候は非常に不安定だ。

暑かったり、寒かったり。。

 

下手をすると風邪を引いてしまうかもしれない。

暑く感じるけれど、厚着は予防策として続けよう。

 

さて、最近この厚着が原因で店子状態でいると睡魔を手繰り寄せることが増えてきた。

 

春の陽気さと合わせて程よい暖かさがついつい舟を漕いでしまうのだ。

こんなときは、あえてお店を昼休憩にして昼寝を敢行するのも一つの手かもしれない。

 

これは私の持論だけれど、眠くなったら無理して起きているよりも30分程度軽く寝てしまった方が生産性が上がると思う。

 

ただの従業員にそんな自由裁量はないけれど、私は自営業好きな時に働き、好きな時に休むのが良い。

 

これは睡魔が襲ってきたときの話でいつも休んでいるわけではない。

睡魔自体は生理的な欲求なのだから、無理して抑制することはかえって健康を損ねる。

 

……と色々な理由および言い訳を考えながら私は今日も睡魔と闘ったのであった。

勿論勝負は5分KO負け。

 

ではでは

 

今日の本は、「寝るだけで夢がかなう仕事術」です。

果報は寝て待て、とか煮詰まったら寝るとか睡眠に関わる格言や提言を目にするけれど、寝ているときの脳の働きは起きているときとあまり変わらないと言われている。

だからこそ、起きるときに使っていた分より回転の効率が上がっているのかもしれない。

枕元にメモ帳とか、夢日記はこうした脳の秘めた活動に注目しているのだろう。

 

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2014.03.18 Tuesday

春の陽気と短気は損気

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

さて消費税増税前の駆け込み需要が溢れている昨今。

消費税とは無関係のあんとれボックスは、相変わらずな売り上げだったり。

 

ただそれでも駆け込み需要の後にはしばらく消費活動は停滞することだろう。

その増税不況を乗り切って利益を確保することがこれからのお店の課題だ。

 

そんな言い知れぬ不安が春の陽気や花粉とともにやってきているのかもしれない。

 

今日私は二回人が怒鳴っている場面を見かけた。

一つは郵便局で、もう一つは路上で。

 

郵便局の方は、本人確認などの手続きを煩わしく思っているのか局員さんに対してとても嫌なすごみ方をしていた。

対応されていた局員さんには心よりご同情申し上げる。

 

路上では、何が気に入らないのか往来の人たちを片端から罵り、当り散らしていた。

情けない話、私も自分が可愛いので注意出来なかったけれど、「やかましい!!」と一喝したかった。

 

あ、呶鳴ってしまったら私も彼らの仲間入りだ。

 

どちらも私より年上のようだったが、言動は情けないの一言に尽きる。

手続きなら言われたとおりに応じれば良いし、往来で他人に当り散らすなんて酔っ払いでもなかなかしない。

 

春になるとどうやら人はおかしくなるらしい。

こんなことを書いている私自身もやっぱりおかしいのかもしれない。

 

ではでは

 

今日の本は、「『感じがいい』と言われる人の話し方」です。

そういえばいつだったか「人から認められたい」という承認欲求を満たすにはどうするかという話を思い出した。

人から認められる、感謝されることを積極的に実行することで欲求は満たされるわけだから、結局人助けができるかどうかが肝だったりする。

承認欲求を満たしている人は、情けは人のためならず、を実践しているわけだ。

 

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2014.03.17 Monday

確定申告

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

今日は確定申告の最終日。

私は無事済ませることができだけれど、今年は何人が期日に間に合わずに追徴金を支払う羽目になるのだろう。

 

確定申告は自営業者や起業初期のころ必ず一度はやってみるべき体験だ。

お金の動きを知り、自分の業績を見ることはもちろん、経費節約にもなる。

 

勿論確定申告は大変だ。

日々の記帳はもちろん、最終的にありとあらゆる入出金を総ざらいするわけだから領収書一つ欠けても一大事だ。

 

その上税金や国民健康保険なども明記する必要がある。

e-taxのようにオンラインで確定申告の処理ができるサービスも出てきてはいるものの、未だに使い勝手が悪いようで、時間や手間を考えると直接受けわたしか、郵送が無難ということになる。

 

また一人で申告をするのは不安だという人向けに自治体が無料相談兼記帳可能な会場を提供しているところもある。

私も一年目は二度三度と相談所に足を運び、何とか書き上げたのが良い思い出だ。

 

もし起業を考えるなら、外的な「人・モノ・金」だけでなく内的な「会計知識・イノベーション・モチベーション」はあった方が良いと思う。

 

と散々脅しているけれど、蓋をあけると意外と楽かもしれない。

確定申告で数字アレルギーを克服しよう。

 

ではでは

 

今日の本は、「フリーのための青色申告デビューガイド」です。

確定申告には、白色申告と青色申告の二つが個人事業者にはある。

白色は会計がある程度大雑把でも問題がないのが特徴。欠点は白色の減税分が10万円しかないこと。

逆に青色申告は月報レベルで損益計算や貸借対照表やらの準備が必要になる。

フリーでやるなら、まずは青色から始めるのがお勧め。

 

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2014.03.16 Sunday

押しが強いことは利点ではあるけれど万能じゃない

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

今日は休日。

といってもお店の電灯が切れているので新しいのを買いに家電量販店へ。

 

いつもながら家電量販店の店内は忙しく元気だ。

元気なこと、活気があることは接客の基本とよく言われる。

 

実際店内にBGMもなく、物静かな店員がレジにいるだけのお店だったら確かに入りたくなくなるかもしれない。

 

だから集客に活気は不可欠だと思う。

しかし、一方でエスカレータ脇や人気商品の前で待ち構えている店員さんを見るとこちらも構えるようになった。

 

売ることが店員さんの至上命題とはいえ、正直気疲れしてしまう。

押しが強い方がやはり売れるのだろうけど、押しが強いのが苦手な人はお店に来なくなるだろう。

 

そうして実売を敬遠する理由が増えるとネット通販にお客さんが動いてしまう。

 

汎用品しか扱わない量販店だとその傾向は顕著になる。

 

そんなことを考えながら電灯を買う古本屋は私くらいだろうか。。。

 

結局どうやったら実店舗がネット通販に勝るのか、答えは出ないままだった。

 

ではでは

 

今日の本は、「売れる女性の営業力」です。

こと販売に関して、女性の力は非常に魅力的です。

それに男性のみの会議より、女性が含まれる会議の方が生産的だというデータもあるらしい。

学生時代の話ですが、レジ接客中に男性客から「あっち(女性店員さん)の方がいいから替わって」と言われたときは地味に傷つきました。

 

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2014.03.15 Saturday

例え人知れず処分することになっても、

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

今日は、ビブリオバトルとキャッシュフローの日だったけれど、残念ながら参加者は無し。。

原因は自分自身にあるが、やっぱり人が来ない寂しさはある。

それでも次はうまくやろう、と考える余地があれば継続する意欲も湧くもんだ。

 

さて、今日はお店全体の棚卸をしてみた。

魅力的なお店づくりを目指すのはそのままアピールにつながる。

そのため余分なものをそぎ落とし、不要なものは家に持ち帰る必要がある。

 

実際、あんとれボックスは6坪強のスペースしかない。

しかも3割は書棚、2割は陳列什器、残りの半分が椅子やテーブルで占めているので、適度に物を取り除くことが不可欠だ。

 

そうなると困ってくるのが増えていく書籍だ。

大事な商品でもあるけれど、売れ残ってしまうと処分に困るものだ。

 

捨てるくらいなら譲ってほしいという人もいるかもしれないが、それが出来ないのは古物商である以上、至極当たり前の話。

 

元売り物をタダで譲ってくれるお店があったらぜひ教えてほしい。

 

だから商品は人知れず処分することになる。

 

そうすれば商品を入れ替えることも出来るし、新しいものを仕入れにも行ける。

 

お店は常に一定のリニューアルと、廃棄処分が起こる場所。

 

変革がなくなったらお店は縮小するしかない。

 

ではでは

 

今日ビブリオバトルで紹介した本は、「たった一分で人生が変わる 片づけの習慣」です。

文章に誇張があるのはビジネス書の常だけれど、ビジネス書で動機づけが出来ても、継続性や習慣化につながらなければ、折角の読書成果がふいになってしまう。

書いてあることはシンプルでも、それを実践し、習慣化するのは困難だ。

片づけの習慣化はその入門編だ。

 

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2014.03.14 Friday

お金を払っても、時間を費やしても

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

今週は確定申告やら会議やら打ち合わせやらでてんやわんやな日々を過ごしたと思う。

漸く一大イベントが過ぎたのでお店のことにまた焦点を当てよう。

 

昨日会議の後に懇親会があったのだけれど、その時に経営者の先輩方から教わったことが心に突き刺さっている。

 

約50年前の時代に渡米してノウハウを吸収し、日本に活かすために事業を興したり、長年観光と向き合ってきて、今なお精力的に新規事業創出を実践してきている人たちなので、文字通りベテランの金言ともいえる内容ばかりだった。

 

・お店は入った瞬間で決まる。そこで引き付けられなければお店に価値がない。

・懸念なんて徒労だ。問題が起きてから十分対処できるし、事業は適応していく。

・過去から現在を鑑みて、そこから未来を見通しているかどうかで人の価値は決まる。

 

等など(一部意訳含め)、今の私には決して言葉にできない訓示に満ち満ちていた。

 

私は恵まれている。

人によっては、お金を払ってでも、時間を消費してでも会って話をしたいと思われる人とこうして議論や相談事が出来るのだから。

 

私もいずれ経験を積んだらこうやって後世に伝える担い手になるのだろうか。

 

ではでは

 

今日の本は、「続・働く理由99の至言に学ぶジンセイ論」です。

どこぞの著者は「どんな人にも格言というか、名言みたいなものを放っている」らしい。

しかし、長い歴史を経て語り継がれている言葉はそれこそ至言と呼ぶにふさわしい。

全てが当てはまらなくても、自分にぴったりの言葉さがしはまとめ集から始めるのが吉。

 

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2014.03.13 Thursday

盛り上げたいから協力して

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

花粉症対策にマスク装着で怪しさ全開の私。

でも、風よけとしても活用できて意外といい感じ。

 

今日は産業振興会議があり、外国人観光客の集客というテーマで話をしてみた。

 

新宿という町を観光客の視点で見ると、ショッピングと宿泊施設という二つの側面が見えてくる。

 

だからこそ今までに見えてこなかった部分を掘り上げて集客を上げるか、既存の強みを繋げてより強固なものにするかが悩ましいところ。

 

とはいえ、

喫煙所・休憩所を記したものや、完全禁煙の日本料理店の地図などいくらでも改善案は出ていた。

 

いやはや、若輩の私ばかり頭が固くて危機感が募る。

 

そわそわしていると、事務局の方からパスが飛んできた。

 

私は今の早稲田の商店連合会や大学とのつながりを見ていると、どうしても今一歩と感じていた。

 

特に早稲田大学には国際教養学部という日本に暮らす外国人学生がたくさん所属しているのに、それを強みに転化できていない。

 

そんなことを今何もつながりを持っていない私が言うのも変なことを述べておいた。

 

そうすると、会議の方向性は少しだけ変化した。

 

店主だけでは限界がある。官営の力では制限がかかる。

そこに学生の力を取り入れるのだ。

 

商売ではなく、地域を盛り上げ学生たちも地域の一員であることを表明するのに力を貸してほしい。

少なくとも6年後の東京オリンピックでは否応なく協力することになるだろうから。

 

ではでは

 

今日の本は、「2022 これから10年、活躍できる人の条件」です。

日本は将来人手不足になると言われている。少子高齢化が進み、高齢者の介護や年金に対し、支える側の人口が減少しているからだ。

そうなると今度は若さが希少価値になって労働市場が活性化する可能性がある。

今の労働市場は若い人材を使い捨てのようなぞんざいな扱いをしていても機能してしまっている。

自国の若者でさえないがしろにするのに、移民を正常に受け入れることができるのだろうか。

 

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2014.03.12 Wednesday

モノよりコト

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

ついに花粉が舞う時期に差し掛かってしまった。

慢性鼻炎と花粉アレルギー持ちにとってこの時期はつらい。

 

ついつい鼻をかみすぎて鼻頭をかぴかぴにしてしまったり、鼻の粘膜を傷つけたりしないか心配。。

不審者がられてもマスク着用は必須だ。

 

さて、今日の記事では春闘の結果について続報が次々と入っている。

 

個人事業者である私にとって賃金のベースアップは無縁な話ではあるものの、所得の増加は消費の増加につながるし、消費税の増税と並んで注目されてきた。

 

結果として賃上げ率は1%くらいに留まり、消費税増税分を賄える規模とまではいかない様子。

 

それでも収入が上がること自体は歓迎されることだろう。

 

収入が上がるということは消費に回すお金も増えるかもしれない。

 

そんな消費活動ではあるが、モノよりコトに対する消費が注目されている。

 

正直モノ単体の価値は大きく下がったと言わざるを得ない。

全く同じものを安く手に入れられるのであれば、それに越したことはない。

 

しかし、比較が難しいもの。

例えばセミナーとかはお金を出しても物を手に入れることは困難だが、貴重な体験が味わえる。

というものは、どんどん増えている。

 

必要最低限であれば物も買うけれど、それ以上はコトに焦点が当たっている。

 

古本屋ではどんな事が提供できるだろうか…

 

ではでは

 

今日の本は、「Facebook完全活用本」です。

SNS、ソーシャルネットワークサービスの中でも息の長いサービスであるフェイスブックには、今なおさまざまな仕組みが組み込まれている。

正直私も使いこなせているかと言えばそうでもない。

しかし、不得手であってもSNSを事業に取り込む工夫を凝らせるかどうかが腕の見せ所だ。