月別アーカイブ: 2013年12月

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2013.12.21 Saturday

ブルーカラーとホワイトカラー

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

今日は、お店でついつい船を漕いでしまい、しかも運送業の人に見られてしまいました。

昼食後の眠気はどうにかならないものでしょうか。

 

さて、最近とみに聞かなくなった言葉ですが、ブルーカラーとホワイトカラーの区別が曖昧になってきています。

 

ホワイトカラーは儲けを創る仕組みを作り、または改革することで利益を上げることを使命としています。

 

ブルーカラーは対照的にホワイトカラーが考案した仕組みを支える立場として、仕組みによって得られる利益を最大化することが使命です。

 

当然の話ですが、ホワイトカラーが大勢いたとしてもブルーカラーが居なければ仕組みは機能しませんし、ブルーカラーがいかに集まろうと仕組みがなければただの労働力でしかありません。

 

勿論両方の視点に立ち、双方の仕事ができる人間が圧倒的に重宝されますが、そんな経験豊富な人間は稀です。

 

そんな現状で、多くの大学卒業者はホワイトカラーを目指しました。

ブルーカラーに比べれば圧倒的に価値のある立場だと思っていたことでしょう。

ブルーカラーよりも「楽で・得な」仕事である、と。

 

しかし、その大量の「頭でっかち」はホワイトカラーの現実を目の当たりにしました。

ホワイトカラーは市場価値はあれど、ブルーカラー同様に過酷な労働であるということに。

 

世の中はホワイトカラーの皮をかぶったブルーカラーばかりです。

自分だけが大変なのではありません。どこもかしこもお互い様です。

 

収入の大小はあれど、仕事に貴賤はありません。

ホワイトカラーだから、ブルーカラーだからと仕事を区別すると足元をすくわれてしまいます。

 

ではでは

 

今日の本は、「営業の超・基本!50」です。

営業という仕事は、「自社商品を売りつけること」ではありません。

「自社商品を代価として会社にお金を集めること」です。

お金を得ることをないがしろにすると企業は傾きます。営業がお金を集められないのであれば、営業の責任ではなく、会社全体の責任です。

 

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2013.12.20 Friday

どんなときにも笑っていられる強さ・凄さ

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

今日で連日の雨は一旦落ち着くみたいで一安心ですね。

これからの三連休、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

 

今日は金曜ロードショーで「おおかみこどもの雨と雪」を見ました。

 

 

初めて見ましたが、子育てに奮闘するお母さんの強さを改めて実感しました。

 

ただでさえ母子家庭で大変な状況であるにもかかわらず、それ以上に特殊な環境の中いつも笑顔で子供たちを励まし、周りには弱音を殆ど吐かずにひたむきに生きる主人公の姿がとても印象的でした。

 

その主人公の笑顔を見て近所の方が「(大変な状況なのに)笑っているんじゃない」といった言葉を掛けるのですが、それに対しても主人公は笑うことをやめません。

 

このシーンは、見る人にとって印象が全く違う物になるでしょう。

母親としての強さ、不安を塗りつぶす自己暗示、暖かな環境を下さった人への感謝の気持ち。。。

 

どれをとっても「すごい」と言わざるを得ません。

設定上、主人公は20代のはずですが、どの決断も私には真似できそうもありません。

 

過去に友人に言われた言葉を思い出します。

「自己啓発書なんて読むくらいなら、小説の一つも読んだ方がずっと元気になる」

 

良書も多数ありますが数多の自己啓発書の平均点と比べると確かに、と納得してしまいました。

創作だからこそ、賛否両論のある「やる気の押し売り」にならない視点の導き方があります。

 

ではでは

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2013.12.19 Thursday

声の大きさ

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

昨日に引き続き雨が降っています。

只の雨ならそこまで気落ちしませんが、寒い季節の雨は体から熱を奪ってゆきます。

 

なりふり構わず防寒対策が必要です。

 

話は変わりますが、寒い時期だとどうしても体の動きが慢性的なものになります。

すぐ眠くなったり、手足が悴んだり、体の震えが止まらなかったりと冬は寒がりにはつらい季節です。

 

しかし、そんな時に体を克己させる効果的な手段があります。

声を張り上げる癖をつけることです。

 

大声で挨拶をし、作業に励み来客には元気いっぱい「いらっしゃいませ」の気持ちを伝える。

単純ですが、自分の体を奮い立たせるには立ち作業と同じくらい意義があります。

 

あくまで簡単な自己暗示の領域ですが、声の大きさは自分だけでなく周りの人にも元気さを伝えることが容易にできます。

 

人は活気があるところに集まりたがるものです。

 

活気がないと感じたら、自分が活気をまず作り出すことから始めるといいのです。

 

さあみなさん大きな声で宣言しましょう。

 

「おやすみなさい!!」

 

ではでは

 

今日の本は、「仕事上手・つきあい上手になるための『品のある声・ものの言い方』」です。

人は意外と物事を忘れません。特に言葉を使った表現は堪えます。

人を非難するのは容易です。しかし、非難することで相手が成長することはほとんどないのです。

叱るのと怒るのは別物です。混同してはいけません。

 

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2013.12.18 Wednesday

慈善家の市場破壊

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

今日は、近くの同業者であるブックスルネッサンスの店主が商店会の連絡ついでにお店に訪ねてきてくださいました。

 

アマゾンやブックオフといった古本を巡る大企業の動向に消費者のみならず個人事業者でさえ注視せざるを得ないというのは、なかなか古本屋として心苦しい限りです。

 

ネットを介して販売すると全く同じものを扱っている性質上、どうしても比較対象が価格や見た目の良し悪しという単純明快なものになってしまいます。

 

中でも恐ろしいのはこうした価格競争が起こりやすいマーケットプレイスに数多くの「慈善家」が登場することです。

 

慈善家の恐ろしさは、消費者に適正価格を誤認させてしまうほどの低価格で商品を販売してしまうことです。

 

一円出品をして送料で利益を上げるというお話がありますが、本の価値を認めていないも同義です。

 

しかし、慈善家の示した価格を適正価格だと思い込むと、他の商品が割高に見えてしまいます。

 

売り手に回ってみるとこの価格がすでにだいぶ勉強した結果であることがよくわかります。

しかし、一度覆された概念はなかなか元通りにはなりません。

 

本を探すときに古本屋に立ち寄っていただけるのはありがたいです。

しかし、ネットの価格と比較して安い方ばかり取られていては古本屋も商売あがったりです。

 

採算が取れないことを把握している商材を中古市場に流さないでください。

 

ではでは

 

今日の本は、「ぼく達の値段」です。

自分が一労働者であると仮定すると、自分の時給がどれくらいなのかと気になったりはしませんか?

私の時給は、東京都の最低賃金よりも安いままです。

しかしいずれは大きくなって自分の価値を押し上げるようにしてゆきます。

 

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2013.12.17 Tuesday

アイデアに煮詰まったら

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

自転車に乗っていると、どうしても空気が冷たくなるので、防寒対策が必至です。

フードをかぶって移動するので、傍から見るとだいぶ不審かもしれませんが、当人はまじめだったりします。

 

さて、お店に着いてから私は思案することが増えました。

単純に時間に余裕が出来たということかもしれませんが、これを生かさない手はありません。

 

しかし、たとえ時間があってもうまくいかないことはあります。

アイデアが出てこない。

 

こればかりはどうしようもありません。

当店の書棚にもアイデア発想法やアイデア集といった冊子はありますが、それでも出てこないときは全くでないのがアイデアというものです。

 

0から1を創るというのは容易ではありませんが、頭の中でさえそれが浮かんでこなくなるのは問題です。

 

スランプの時にどうするか、とある映画でも言っていましたが、考えるのをやめてみるというのも有効です。

多くの書籍に書かれていますが、思いついたことをメモに書き連ねるというのもありだと思います。

 

中でも私がお勧めするのは、三人寄れば文殊の知恵。

誰かと意見を交わしたり、アイデアを出し合ったりする方がより多角的かつ豊富な成果を得ることができます。

 

「三人寄れば」の大前提は

・他人を非難しない、褒める

・次々と関連性のあるものを提示する

・議題からずれないように注意する

です。

 

集団の力は強力ですが、依存しすぎて個がなくなるようでは意味がありません。

 

ではでは

 

今日の本は、「非常識に儲ける人の図解一億円ノート」です。

題名からして、胡散臭い内容だと思われる人も少なくないと思いますが、価値ある事業の焦点を分析する視点を養う非常に堅実な内容です。

非常識というのが本書の標語ですが、破壊的イノベーションの源泉となるアイデアは、皆非常識と言われていたものばかりです。

勿論非常識であれば何でも成功するわけではありません。常識を知り尽くしたうえでの価値ある非常識さを追求することが大事です。

 

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2013.12.16 Monday

グループを作る

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

昨日は起業家ネットワークを開催しました。

多くの方の応援があっての成果です、ありがとうございました。

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今日は、燃え尽き症候群にかかっていたのか、だいぶボーっとしていました。

また気を引き締めないといけませんね。

 

さて、イベント活動には三つの要素が不可欠です。

・人が興味を持つようなテーマ

・切磋琢磨できるグループメンバー

・イベントを円滑に出来るスペース

です。

 

起業家ネットワークは「起業を考える」というテーマがあります。

グループは大学の校友を基準に、信頼できる人をメンバーとして招待しています。

スペースは、あんとれボックスをそのまま提供しています。

 

他の要素もあるかもしれませんが、少なくとも私はこの三つが大事だと思っています。

 

テーマやスペースは自身の裁量で決められるものですが、参加者が来るかどうかはその二つの条件がよくなければいけません。

需要があるテーマでなければ人は興味を持ちませんし、交通の便が良くなければ人は来ようと思いません。

 

それにたとえ一度来てくれるようになったからと言っても、二度目があるとは限りません。

継続的な活動にはこのグループメンバーとの協力関係が不可欠です。

 

グループ作りは簡単ではありません。しかし、発起人が投げ出したらいつまでたっても人はまとまりません。

 

ではでは

 

今日の本は、「一日一回の『声がけ』で売り上げが伸びる!」です。

声掛け、アイコンタクト、声量、立ち位置などコミュニケーションを円滑にし、人から信頼される方法というのはたくさんあります。

沢山あるからと言って全て一度に実行することは非常に難しいです。

自分にできるところから達成していくと、結果として全部できるようになっているものです。

 

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2013.12.15 Sunday

起業家ネットワーク「今年の総決算」

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

今日は、今年最後の起業家ネットワークでした。

 

あんとれボックス単体の企画ではないので、なんでも勝手気ままにできるわけではないのですが、それでも参加者に満足いただけるコンテンツを提供できるようにしていきます。

 

今日も、新規三名、常連さん二名が集い、ビジネスの発想法や、モノポリーゲームで白熱しました。

 

私がこの企画を始めてもう9回目です。

 

他の企画も長いことやっていますが、その中で自分が学んだことを紹介する枠があるので力の入り方が違います。

 

今回も反省すべきところは反省し、次回に生かせるようメモをまとめておきたいと思います。

 

・招待者を今の倍以上用意すること(宣伝をもっと効果的に生かす)

・コンテンツはより継続的なものであること(一度きりで終わらないように)

・イベントの中身を見える化すること(イベント最中の写真を撮ったり、映像を残したりして見るのも吉)

・講演者・コンテンツ内容を増やす(起業アイデアのシェアと推敲、質の良いビジネス書のシェアなどなど)

 

どれも来年の課題として受け止めます。

 

これで今年のあんとれボックス主催の定期イベントはひとまず終了です。

 

これからまた資料集めとコンテンツ化の整理整頓をしていきます。

 

ではでは

 

今日の本は、「プレゼンテーションを学べ!」です。

私はこの起業家ネットワークだけですが、講演者として人前でプレゼンテーションをしています。

事前に台本を作っているわけでも、レジュメを用意しているわけでもありません。

これについて話す、ということ以外は全くのアドリブで話をしています。

…ここまで書くとかっこよく見えますが、普通にミスや言い間違いもあったりしてカッコ悪いです。

プレゼンテーションの事前準備はやはり大事です。

 

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2013.12.14 Saturday

いつもの通りと、いつもじゃないこと

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

今日は恒例のビブリオバトルとキャッシュフローを開催しました。

 

今回紹介した本はこちら

 

 

「世界一やさしい問題解決の授業」です。

簡単なことを難しく描写するのは駄目な本、難しいことを難しいまま表現するのは普通の本です。

難しいことをわかりやすく書くのが良い本です。

普段無意識に行っていることをあえて書き出してみると、意外なことが見つかるかも知れません。

 

キャッシュフローもそろそろ一年が経ちます。上級編に挑戦してみるのも良いかもしれません。

 

イベントも終え、もう後は時間が過ぎるのを待つばかりとのんびりしていた時、思わぬ入店がありました。

 

しかもそのお客さんは過去に別件のイベントパーティで一度だけお会いした人でした。

以前お会いした時は、いつも忙しくてお金があっても使う時間がないと嘆いていらっしゃったので、貴重な自由時間を私のお店に来るために費やしてくださったことに驚きとうれしさを隠せませんでした。

 

嬉しすぎて余計なことを口にしていたかもしれませんが、久々の再会でついつい舌が回ってしまいました。

 

少し前に記事でお世辞程度にしか話に上がらない、という愚痴を書きましたが、前言撤回いたします。

 

良き出会いと、良き再会に感謝を。

 

ではでは

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2013.12.13 Friday

お客様は……

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

今日は今年最後の商店会役員会を終えて帰路に着きました。

 

早稲田大学の学生たちも冬休みで人が途切れてしまうので、年末(12月26日)から年始(1月6日)にかけてまた静かな商店会になるでしょう。

 

大学のそばという特殊な環境が、学生を中心に客商売をしている商店会独特の慣行を作っています。

 

私のお店は幸か不幸か、学生には不人気なようでお客さんとして来店された学生さんは数えるほどしかありません。なので慣行に関係なくいつも通りの営業形態を続けていきます。

 

さて、今日はお客様についてです。

 

三波春夫は言いました。「お客様は神様です」と。

http://www.minamiharuo.jp/profile/index2.html

 

お店に無理を言うお客さんは言いました。「私(俺)はお客様ですよ(だぞ)」と。

 

私の友人は言いました。「確かにお客様は神様です。貧乏神や疫病神も神様ですから」と。

 

私自身は思います。「お客様が神様なら、貧しい私に神様の恵みをください」と。

 

お客様がどのような存在であれ、少なくとも自分から「様」を付けて驕る様になってはいけないと思います。お客様は免罪符ではありません。

 

私は自分が従業員にとって貧乏神や疫病神の様なお客様になりたくありません。

疎まれる存在としての神様は真っ平御免です。

 

ではでは

 

今日の本は、「お客様をファンにさせる接客をマスターする」です。

個人商店でもコンビニでも、経営を支えているのは常連さんです。

お客様、とりわけ常連さんの獲得はお店にとって非常に大事な一歩です。

そんな常連さんの獲得に一役買うのが、接客です。

接客はテクニックではありませんが、テクニックを知らなければおもてなしの心があっても相手に伝わりません。

 

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2013.12.12 Thursday

宣伝文句

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

今日は、お店で作業をしていました。

単純作業と言われるとその通りですが、人の手でしかできないことはどんなに機械化が進んでも残っていくはずです。

 

話は変わりますが、

昨日の姉のコメントは私自身がやっているイベントに対する課題だと思っています。

 

当たり前かもしれませんが、私は週末色々なところへ出かけては、自分のお店やイベントについて宣伝しています。

 

営業行為だと怒られてしまうかもしれませんが、来てもらうことによる金銭の授受は一切ありません。まさにPR、宣伝活動です。

 

その甲斐あって、様々な方から暖かいお言葉を頂いています。

 

にも拘らず、「面白そうだね、今度行くね」と暖かな声を掛けてくださった人たちの大半が音沙汰なしのままです。

 

所詮お世辞だから、と自分を納得させてもお世辞くらいにしか思ってもらえなかったのか、とまた別方向に落ち込んでしまいます。

 

私自身まだ押しが弱いかなと自覚していますし、他にも問題点はたくさんあると思います。

全く何も知らない人がここに来たいと思うのは、相当変な人じゃないでしょうか?

 

では当店の宣伝をここでしてみましょう。

 

当店はビジネス書専門古書店兼手作り雑貨屋さんです。

・ネット上に約2000冊、実店舗には約2500冊のビジネス書を用意しています。

・手作り雑貨は、当店と個別に契約したデザイナーさんの商品を販売しています。

・他にも会議室のように利用できる、10人分の椅子と長机、ホワイトボード、無線LANが通っています。当店のイベントはこの設備を活用して実施しています。

・ゲームボードとしてキャッシュフローやモノポリーがあり、人数さえそろえば自由に遊ぶことができます。

 

……こうして書いてみると、本当に「ここ、何の店だよ」と突っ込まれそうなリストですね。

 

私にもよくわかりません。そんな意味不明さが売りです。

 

皆様、ご来店をお待ちしております。

 

ではでは

 

今日の本は、「『自分ごと』だと人は動く」です。

情報が自由に得られるようになってきた今、人々の嗜好も多様化しました。

昔のようにブームを作るのも容易ではなくなりました。

結果変幻自在で多種多様な需要にこたえられる百貨店の様なコンテンツばかり持て囃されています。