みなさんこんばんは、代表の前田です。
最近家にある本をお店に運び込んでいます。
例えお客さんが少なくとも来るたびに発見のあるお店でありたいですね。
商品を運びながら考えていたことがあります。
それは、原価率が同じでも規模が小さければ意味がないということ。
同じ原価率10%であっても、10円で仕入れて100円で売ることと100円で仕入れて1000円で売ることには大きな違いがあります。
アマゾンでの注文に当てはめてみます。
一日に100円で売れた10件の注文があります。
10回納品書を印刷をし、10回梱包作業を行い、10回封筒に宛名を張り付け、10回業者に発送してもらう。
一方で一日1000円で売れた1件の注文があります。
1回納品書を印刷し、1回梱包作業を行い、1回封筒に宛名を張り付け、1回業者に発送してもらう。
原価は同じ10%だとして、配送料一つとっても10回分と1回分ですから1回の注文が魅力的に思えると思います。
しかし、一日の注文が20回、30回を狙えるのであれば低価格でも十分収益につながります。
個人商店が生き残るには、数が狙えないので高付加価値の商品を適宜集める必要があります。
高くてもいいものがほしいという需要に応えられるのが魅力です。
では低価格で成り立つ商売は何が強いのか。
答えは規模。お客さんが商品を購入する頻度が個人商店とは比べ物にならないくらい多いのです。
今は低価格であっても規模の大きさがそのまま利益につながるような仕組みが量産されています。
しかし、低価格に慣れすぎてはいけません。
価格競争程共食いが著しい争いはありません。
ではでは
今日の本は、「すべては『売る』ために」です。
特定のサービスから利益を徹底的に追求しようと考えるとき、最も大きな課題は付加価値と経費の仕訳です。
何がニーズに合致した付加価値で、何が余計な経費なのか。
価格の相場を決めるときにその二つの存在を意識してみてはいかがでしょう。
話違うかもしれないけど、スーパーでチョコ100円引きだと「おぉっ!」ってなるけど、洋服で100円の差なんてまったく気にならない。だったらチョコも定価で買えるはずと思いきややっぱりセール待ちになるw
デパ地下でタイムセールを待ち構える人たちの気持ちがよくわかる。
余裕がある人は、普通に定価で買うんだろうけどね。