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2013.11.27 Wednesday

店子の意義は

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

今日は、久々にお店に腰を据えてのんびりしていました。

連絡網を回したり、本棚を整理したり、方々で学んだネタ帳をまとめたりと細々とした作業があるので、暇を持て余すということはありません。

 

さて、その合間ですが書店が減少しているという記事をよく目にします。

主な理由としては

・商品数がネット書店と比べて少ない上、どこに何があるのか分かりにくい。(在庫がないことがある)

・商品の取り寄せにかかる時間より、ネット注文で商品が届く時間の方が短い。(送料も安くつく)

・そもそも本を読む人が減っている。

 

神戸で有名な地元書店『海文堂書店』が閉店に追い込まれたときの店長の言葉です。

 

「皆さん、本屋さんで本を買ってください。そうしないと町から本屋がなくなります。」

http://mainichi.jp/select/news/20131024k0000m040003000c.html

 

売る側としての気持ちは痛いほどよくわかりますが、消費者の視点からすれば「何言ってんだ」と思わざるをえません。

 

書店が町からなくなることでいったい消費者にどのような不利益が存在するのでしょうか。

昔と違って今は物販が対面ではなくネットを介した非対面が主流となりつつあります。

対面での強みをほとんどすべて非対面のサービスにとってかわられてしまったからです。

 

それでも利益を上げている書店も存在します。

アマゾンと肩を並べられるような大型書店を除けば、そんな店舗の従業員は質が高いことが伺えます。

 

対面販売の強みは顧客と店員の距離の近さにあります。

私も店子としての付加価値を認められるように精進するのみです。

 

ではでは

 

今日の本は、「覆面調査員が明かす繁盛店の極秘ノウハウ」です。

個人事業であればともかく、人を雇用して営業するお店にとって従業員の質はそのままお店の評判に直結します。

審査員が見ているときに真面目でも普段が疎かな従業員なら総合的にお店にとって有益ではないと判断できます。

しかし、従業員に負担をかけすぎるお店は気を付けるべきです。

 

コメント2件 “店子の意義は

  1. 姉貴

    自分も個人的には老舗とか個性的な本屋さんに生き残ってほしいけど、それは置いといて...
    Amazonが路面の本屋を大規模展開すれば街に本屋さんが存在し続けて問題解決ってことにはならないの?

  2. 前田

    あっはっはっは。もしAmazonがお店作り始めたら今の書店は形無しだね。
    でも、形はどうあれ生き残る書店にはそれなりの理由があるってこと。
    そこから学ぶべきことは多いね。

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