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2017.10.16 Monday

割高でも買う、を維持するために

皆さん今晩は、代表の前田です。

ここ数日雨が続いていますね。
お蔭でほっこりとした気持ちになれません。

さて、今日のテーマは「小売店の難しさ」です。

少し前にデパートによる用事があったのですが、そこで少し不思議に思っ

たことがあります。

元々衣服等の買い物で男性向けの売り場と言うのはあまり広くなかったの

ですが、広くない割にそこそこ店員がいたのを目にしました。

勿論お客さんがいれば、接客対応に追われているのでしょうが、残念なが

ら平日に出向いたせいかお客さんもまばらで暇を持て余していそうな人が

ちらほら。

私が不思議に思ったのは、売り場当たりの人件費(予想)の高さです。
少なくとも時給1000円と見積もって、一つの売り場に4人いたので時間当た

り4000円がかかっています。

勿論商品は1万円前後ですので、一時間に1点でも人件費は賄えるかもしれ

ませんが、そうした場合商品の4割が人件費と言う扱いになってしまいます

一方でこの店員さんが消費者に提供している価値は「商品の見栄えを良く

する」「お客さんをもてなす」「お客さんに満足頂ける品を提供する」「

決済業務の処理」でしょうか。

店員の知識>お客さんの知識であれば、商品知識も価値になるかもしれま

せんが、ネット上の方が品ぞろえも知識も豊富になりつつあり、店員さん

の競争優位性(価値)が薄れつつあります。

ブランドテナントであれば、そのブランド自体に価値があり、サービスが

付加価値になりますが、ブランドを複数抱えるデパートの売り場ではそう

した差別化も難しいでしょう。

立地で勝負している以上価格競争などもってのほか。
小売店はこれからどうすればよいのでしょうか。

ではでは

コメント2件 “割高でも買う、を維持するために

  1. 姉貴

    同じ建物内で色んな商品の色んなブランドを直接見られて好きだよ、デパート。買い物後にレストラン階にそのまま移動して食事するお出かけプランとか大好き。

  2. 前田 投稿作成者

    それはいいことかもしれないけれど、もしそれがすべてネット通販でもっと安価に買えるとわかったら、デパートに行って買う機会は減るんじゃないかい?

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