月別アーカイブ: 2017年6月

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2017.06.20 Tuesday

公平と選択

皆さん今晩は、代表の前田です。

今日はちょっと痛い思いをしました。

さて、今日のテーマは「主体は誰で、対象は誰」です。

今日は新宿産業振興会議がありました。
今後10年の方針を決める会議ですので、大詰めです。

そんなわけで、今日も重箱の隅をつつく作業をしていたのですが、個人的には自分の棚上げも大概にせえよ、と反省しきりでした。

救いを求める人を支え、救いを求めない人にはそっぽを向くのでは、依怙贔屓になる。
かといって、余計なおせっかいで公平に接していても迷惑をかけるのはよくない。

私たちは何で、何のために、誰のために、どのような形で、いつ何を行うのかを考えなければなりません。

ではでは

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2017.06.19 Monday

同じ○○を持つ同士よ、お元気で!!

皆さん今晩は、代表の前田です。

燃え尽き症候群です。。

さて、今日のテーマは「一期一会」です。

実は昨日、授業の後に同期の皆でとある人の送別会(起業式)を開きました。

それは半年前まで同じ大学院で学んでいたけれど、夢の追求のためにドロップアウトした同期です。

さすがに半年ですぐに変化するほどの劇的なものはなかったのですが、本当に生き生きしていて話を聞いているだけでもお腹いっぱいになってきます。

あまりに話し込みすぎていて、終電を逃してしまうというトラブルもありましたが、息災で何よりです。

また同期で集まる機会が創れたら、皆でまた会いましょう!!

ではでは

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2017.06.18 Sunday

1週間お疲れ様です!!

皆さん今晩は、代表の前田です。

プチビジネスプランコンテスト、皆さんお疲れ様でした!!

さて、今日のテーマは「面白いは大事」です。

私たちのチームは授業でビジネスプランを練り上げるのに全力投球しました。
勿論課題は山積していますし、本当にこの規模で実現できるかは分かりませんが、それでも本気で取り組もうと思えるほどにはやる気がグングン伸びました。

とはいえ授業の中ではあんまり評判は良くなかったです。
サービスを受けたい!という人はいても、投資したいと思わせられるようなアイデアではなかったということでしょう。

そして優勝された皆さん、おめでとうございます!
日本の食糧事情に切り込んでいけるNPOのようなビジネスでしたが、供給者の絶妙な隙間を狙った面白い事業計画でした。

農業系NPOの方でご興味のある方は是非ご一報を。
なんちゃって。

 

ではでは

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2017.06.17 Saturday

希少性の演出家

皆さん今晩は、代表の前田です。

むむむ、儲けを出すのは難しい。
あと、付加価値、差別化って何ぞ。。

さて、今日のテーマは「仲介業」です。

昨日古本の儲けについて書きましたが、実際のところ本の価値がここ数十年で激変したので、減価率2.5割で商売できるのかさえ不明瞭です。

そもそも古本屋をお客さんの視点から考えると、古本屋自身は何の価値も創出していません。
欲しい本があったら購入しますが、それがなければ買わずに出ていく。
本の仲介サービスをしているわけです。

本の魅力をアピールするためのPOPや店主の薀蓄なんかを価値に捉えているところもあるかもしれませんが、一冊の本のPOPを書く労力とそれが売れることによる利益が書店よりも厳しいものになります。

同じPOPでも本を複数用意できれば手間が省ける一方で商品価値が大きく下がってしまうわけです。

同じ本が5冊ある1000円の本と一冊しかない5000円の本、5000円しか持っていない人はどちらを買うか。
5冊ある方はまた後日買えると思って5000円の本に手が伸びるでしょう。

 

そもそも本当に書評に価値を感じるなら、蘊蓄の講義代を払っていただきたいものですな。

 

ではでは

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2017.06.16 Friday

改めて古本屋の商売(店売り)を考える

皆さん今晩は、代表の前田です。

皮算用&古本ビジネスのレクチャーです。

さて、今日のテーマは「皮算用」です。

商売を立ち上げる上で、不可欠なのが皮算用です。
絶対数字通りにはいかないのですが、数字が見えることで、どれだけの労力や資本金が必要になるのかが見えてくるからです。

例えば、一冊400円で粗利が300円の古本があったとします。
月に10万円儲けるにはどれだけ必要でしょうか?
333冊以上です。

大したことがないように見えるかもしれませんが、自宅日本棚がある方はその棚1つに何冊の本があるか数えてみてください。

多分333冊はないのではないでしょうか?
それで一般的な古本屋は月に在庫の3-5%位しか売れません。

つまり、少なくともその20倍(6660冊)から33倍(10989冊)の在庫が必要です。

しかも定期的に333冊が仕入れられる仕組みがないといけない。
10万円稼ぐためにそれだけの要素が必要なのです。

 

ではでは

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2017.06.15 Thursday

起業の際は市場が大きければいいわけではない

皆さん今晩は、代表の前田です。

道半ばなのに変に落ち着いてしまうのはなぜでしょう?

さて、今日のテーマは「的を絞る」です。

起業するときに一番気を付けることは、そこに顧客がいて価値があるかと言う話を以前したと思います。

そこをクリアした際に、次に重要なのはなんだと思いますか?
ターゲットの規模が大きすぎないかどうかです。

当たり前ですが、マニアックな領域に的を絞ると成長性に天井が見えてきます。
しかし、新しいビジネスを始める時に一番問題になるのが、外からの横やりなのです。

一例ですが、ものすごくうまくいきそうな事業計画を若者がどこかにいって融資をお願いしたとします。
担当者はきっと担保がどうとか信用がどうとかいって、事業計画だけを預かって若者を帰してしまいます。
そうして預かった事業計画をどうするか。

既に取引のある同業他社にそれとなく要素を教えるんですね。

そうやって同業他社はうまく儲けて担当者にキックバックの便宜を図るかもしれませんし、担当者も怪しい若造より同業他社の方を信用しているから教えてしまうわけです。

同業他社でさえ食いつかない規模の小さい市場だから少ない資本でも参入できるし、上手くいけば同業他社が挽回できないシェアを獲得できるわけです。

ではでは

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2017.06.14 Wednesday

必要な情報を得るために

皆さん今晩は、代表の前田です。

仕事に商売に、てんやわんやです。

さて、今日のテーマは「調べる目的」です。

ただ単に授業を聞くだけではなくて、自分で知りたいことを自発的に調べる、いわゆる「調べ学習」と言うのが学校では広がっています。

昔のように本を読むばかりではなく、ネットで見たり、実際にアンケートを取ってみたりなんてことも出来るようになりました。

おかげで何かを人に聞く敷居はすごく低くなりました。
一方で、何のために調べるのか、調べる目的を見失うと折角調べた内容が無駄になってしまいます。

そのため、調べる目的とその理由がしっかりしているか、設問を見直すことが必要です。

例えばアンケート。
街頭アンケートだとどうしても怪しさが増して、協力する気が湧きませんが、それでもどれくらいの時間拘束されるのかが分からなかったり、やけに設問が多かったりすると答える側は適当になってしまうでしょう。

目安は7分。
設問は多くても20問前後で、YES/NOで応えられるものを多くして、選択肢も漏れがないように用意する。
本当に必要であれば理由も聞くべきですが、設問を減らす必要があります。

聞きたいことはたくさんあるかもしれませんが、聞くべきこと以外は個別にインタビューで聞けば十分です。

ではでは

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2017.06.13 Tuesday

時の守護者

皆さん今晩は、代表の前田です。

予定した時間通りにすまないのが、会議です。

さて、今日テーマは「時間の管理」です。

何度か話に上っていますが、日本は時間に鈍いところがあります。
決して怠惰なのではありませんが、情熱が先走るあまり、時間を忘れて話し続ける傾向があります。

だからこそ、時間の管理は専門者(タイムキーパー)を用意するほど会議では重要な要素です。

制限時間を設けることは、時間当たりの生産性を高めさせる良い刺激になりますが、一方で不完全燃焼を引き起こした際に全体の成果物に大きく悪影響を与えます。

時間があればよりよくできると言いつつも、時間は有限です。そのさじ加減を調整するストップウオッチャーは会議にいますか?

ではでは

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2017.06.12 Monday

思い付きを商売にする

皆さん今晩は、代表の前田です。

実地研修、なんちゃって。

さて、今日テーマは「アイデアを形に」です。

躓く起業でよくあるのが、「自分はこれで起業する」というアイデアの時に、顧客の有無・顧客価値・競争優位性・収益性・実現可能性といった要素が抜け落ちている状態で起業することです。

顧客がいないなら独りよがりです。
顧客が価値を感じないサービスにお金は出してくれません。
既に競合がいたら差別化できる要素がないといけません。
突出していても、利益に結びつかなければ意味がありません。
勿論机上の空論にお金を出してくれる人はまれです。

これは自分の主観ではなく、誰かの客観があって初めて形成されます。

ではでは

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2017.06.11 Sunday

事業か理念か

皆さん今晩は、代表の前田です。

壁にぶつかりました。
意外と難問です。

さて、今日テーマは「企業理念と顧客価値」です。

ビジネスはお客さんの存在とお金を払ってでも欲しい価値の提供が不可欠です。
かのドラッカー氏は、ビジネスの要件として「マーケティング」と「イノベーション」を取り上げています。

ではその二つだけを忠実に守れば何でもよいのでしょうか。
ビジネスで何をしたいという企業側の意志はそこには欠けています。

社会正義のような観念かもしれませんが、どんな企業でも企業理念のようなものがあります。

難しいのは理念の実践が必ずしも収益につながるとは限らないということです。
なぜならお客さんは企業が提供している価値に代価を払っているのであって、企業の理念に共感してお金を払っているのではないのです。

ではでは