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2015.08.01 Saturday

井の中の蛙

みなさんこんばんは、代表の前田です。
今日は、ちょっと分厚い本が売れたので、少し荷物を重く感じています。
さて、今日のテーマは特殊性について。

最近、就職活動で自分がいかに特殊で活動的な人間かをアピールする若者が増えているという記事を見かけました。

たしかに普通誰もやったことの無い事柄というのは自慢になるのかもしれませんが、それを聞く面接官にはどうとらえられているのでしょうか?
例えば、大学のサークル活動で役職を務めただの、長期休暇を使って日本一周やボランティア活動に精を出す。

勿論行為自体は珍しいことかもしれませんし、それ自体は素晴らしいことなのかもしれません。
しかし、面接官がきいたこともない大学サークルの代表を経験したからと言ってリーダーシップの素養ありとは到底思われませんし、ボランティア活動に関しては営利活動に疑問符を持っているのかと邪推されたりするかもしれません。

勿論就職先も千差万別で面接官も人それぞれでしょうから一ひとえに良し悪しが付くわけではありませんが、会社が探しているのはこれから数年、十数年、果ては数十年投資する人間です。
自身が思っている特殊性は、周りからすると特殊でもなんでもないものかもしれません。

特殊性を主張することがうまくいくコツではありません。
特殊性で採るのは全採用の内2割程度、8割は普通に優秀かつ凡庸な学生を採るということです。
自分の凄さを競う前に、自分のことを正しく評価し肯定する事です。
ヘタに飾った人間性で採用されても本人にとっても、会社にとっても不幸です。
ではでは

コメント2件 “井の中の蛙

  1. 姉貴

    たしかに色んな経験をしていることをアピールされると、感心はするけど統一感無いと飽きっぽいのかなとか何でも中途半端な印象を受けるね〜。

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