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2015.07.25 Saturday

質も数も必要

みなさんこんばんは、代表の前田です。

今日は、夜もじめじめと暑い一日です。

おかげで大分水分を消費した気がします。
今日のテーマは、給与格差のお話。
最近、日本企業の中では海外企業のように役員に対し高額な報酬を支払うところが増えてきていると聞きます。

経営の担い手として成果に応じた報酬を得なければ、優秀な人材が他企業へ鞍替えしてしまうというリスクがあるため、と高額化を進めている企業は説明をしているそうですが、一方でベースアップこそあれ従業員への賃金との格差は広がるばかり。
役員という上役の椅子を増やすことが難しい以上、どんなに従業員が頑張ったとしても上の人たちが椅子をあけない限り、昇格はあり得ません。
従業員に対する報酬を無責任に上げると役員報酬どころではないコスト増につながり、企業は勿論株主にとっても利益減は免れません。
とはいえ、新卒採用として鍛えていく体制を取っている日本企業にしてみれば将来の経営の担い手に対しあまりにぞんざいな扱いではないかと個人的には思うのです。
そうやって失われた人材を補うために社員よりも経費の掛かる派遣社員を雇うのは、それこそ本末転倒です。
さじ加減は非常に難しい問題といえますが、経営を動かすのは役員でも、経営を支えるのはその下にいる大勢の従業員であることを忘れてはいけないでしょう。
ではでは

コメント2件 “質も数も必要

  1. 姉貴

    そういえばロンドンの地下鉄ストライキで運転手の給料が医者の給料より高いことが取り沙汰されてた。どっちも大切な仕事だけどさー、難しいね。

  2. 前田 投稿作成者

    職業に貴賤を付けるのはよくないことだけれど、生涯にわたって従事するのに問題点が多い職業とか賃金があまり上がらない職業とかは不人気の傾向があるよね。

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