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2015.06.15 Monday

ただ技術を鍛えても厳しい

皆さん今晩は、代表の前田です。

今日は生産的なことについて。
世の中、目を凝らしてみるといろいろなスゴ技を目にします。
当たり前のように見えて実はすごい技だったりすることがたくさんあります。
例えばコンビニエンスストアのレジ。
バーコードを読み込んで、商品を袋詰めして清算してお釣りを渡す。

ことばにすると単純ですが、一つ一つが洗練されていると非常になめらかかつ当たり前のように動いているので気が付きませんが、実は膨大な反復練習の結果得られている技術だったりするわけです。
ファミレスでの配膳も同様。
最近はあまり目にしませんが、お皿を効率よく運ぶ腕の見せ所でもあります。
回転率重視のチェーン店では、食事を準備している手の動きがまるで手品のようでもあります。
でもどれもこれもが、生産的ではなく、生産的な活動を支えるための受動的なことばかり。
いくらそれらが上達したとしても、コンビニではレジや店員の数以上のお客様を同時に生産することはできませんし、ファミレスやチェーン店でも座席数以上のお客さんは入りません。

お店にも生産性の限度があるということです。
にも拘らず、コストばかりが増えていく。

コストを低く維持しようとするとやはりコスト以外の面で荒が目立つようになり、客足が遠のいてしまう。
かといって、質を高くして生産性の補強に努めたいのであればコストを上げなければ難しい。
それでもやっていることは持続的なイノベーションと言われる改善。
生産性を少しずつ向上させることができても、革新的な上昇は難しい。
そのギャップをどう埋めるか。
生産的な活動について悩む人間の徒然草でした。
ではでは

コメント2件 “ただ技術を鍛えても厳しい

  1. 姉貴

    仕事は全部コンピューターとロボットに任せて、人間が怠けまくる世界が来るのかな。

  2. 前田 投稿作成者

    きたらいいねえ。
    でも技術がどんなに発展しても仕事はなくならないもんなのかねえ。

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