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2015.02.08 Sunday

安売り合戦は消耗戦

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

最近は、円安や人件費の上昇に伴い、小売店や外食産業を中心に価格の見直しが頻繁に起こっている印象を受けます。

 

一方で 仕入れ値や販売管理費が上がっていても市場占有率や市場規模の拡大を狙って安売りを維持しているところがあります。

競争戦略の一つとしてコストリーダーシップというのがありますが、価格という目に見える競争優位性が強みです。

 

ただコストリーダーシップの強みは他の追随を許さない安さ(コストの削減)ですが、その優位性は規模の経済性によって大企業が優位に立ちやすいのが現状です。

 

価格の弾力性、「値段が上下することで需要がどれだけ変化するか」を指す用語なのですが値段によって市場における優位性を獲得できるのであれば、大企業が目を付けないわけがありません。

 

本来得られるはずだった利益を投資として圧縮してコストの低減に挑む姿勢は非常に良いのですが、価格だけの競争優位性は残念ながら競合他社に模倣されがちです。

 

泥沼にはまる前に、付加価値の追求、事業転換、撤退などを決めるべきかもしれません。

 

ではでは

コメント2件 “安売り合戦は消耗戦

  1. 姉貴

    値段で競争とか絶対しないや…77円アイスにはお世話になったね!

  2. 前田

    いやほんと。
    買う側からすると一円でも安くって考えるけど、売る側からすると足元見すぎ!とか思ってしまいそうだ。

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