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2014.11.19 Wednesday

弟子を想う師の姿

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

今日は、とある物語を読んでいて感動ました。

ビジネス書ではないのですが、徒弟制と父性の絡み具合が絶妙でよかったです。

 

特に、弟子が師に尽くすというのではなく、師が弟子を厳しくも温かく見守るという関係にほろりときてしまいました。

経営者と従業員の関係が良くも悪くも淡泊になりつつある現代でもこうした暖かい上下関係があったことを思うとたとえそれがフィクションでも暖かい気持ちになります。

 

とはいえ、中にはこうした徒弟関係を美談として宣伝し、感銘を受けた人から多額な金銭を巻き上げるねずみ講のごとき商いが存在します。

多くの弟子をとり、ごく一部の成功例を美談に仕立て上げ、芽が出ないその他大勢に対しても宗教のごとく宣伝しより多くの人を信者として巻き込んでいく。

 

しかし、本来の徒弟制は違うはずです。

師が弟子の育成のために時間やお金をかけ、弟子はそうやって身に着けた成果や成功で師の偉大性を証明する。時には失敗もするでしょうがそれを弟子のせいにせずに師が責を負う。

だからこそ苦しい仕事でも弟子は一生懸命にこなすし、師を敬う気持ちになるものだ。

 

そんな当たり前のことさえせずに、俺を敬えというのは変な話だ。

少なくとも、敬うことを不自然にさせるのではなく、自然に出るの敬う気持ちだと思う。

 

ではでは

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