月別アーカイブ: 2014年5月

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2014.05.21 Wednesday

ネット取引に合わせて?

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

今日は雨に打たれながら通勤。

お店に着くころには股下まで濡れて大変だった。

 

おかげで体調も芳しくない。やっぱり薄着は早すぎたかな。。。

 

さて、気を取り直して今日は日本郵便の新サービス『クリックポスト』を紹介。

私もネットで見つけたのだけれど、新配送サービスを6月16日から始めるそうだ。

・厚さ3cm以下×長辺34cm以下×短辺25cm以下

・重さ1kgまで

・追跡番号込みで164円

 

http://www.post.japanpost.jp/notification/pressrelease/2014/00_honsha/0521_02_01.pdf

今まで本のような形状のものを安価で配送するにはクロネコメール便がよくつかわれていたけれど、厚さの上限が2cmと少しばかりシビアだった。

 

しかし、日本郵便の新サービスでは3cmが上限なので、送れる幅が広がることうけおい。

 

デメリットというか、難点もいくつか。

・ヤフー提携なので、ヤフーID、ヤフーウォレット決済などへの登録が必須

・伝票の作成のため、プリンター必須

 

まあ発送をよくするところだったら、送料の軽減になるかもしれない。

明らかに厚い本を送るのには有効かもしれない。

 

これからもオンライン通販はどんどん幅を利かせるようになると思う。

少しでも費用の掛からないサービスを見つけ出すことも必要だ。

 

ではでは

 

今日の本は、「あなたも稼げる!ヤフオクで儲ける100のルール」です。

ヤフオク入門書。

小遣い稼ぎくらいにはなるかもしれないものの、生計を立てることは到底できないと思われる。

こうした商売に手を出したいという方が居たら、やめておいた方が無難。

ある意味株式投資のような世界です。

 

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2014.05.20 Tuesday

プロとアマの境目

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

最近雲の流れが急で、いつ天気が急転してもおかしくないなかおっかなびっくり移動している。

風が強いとはいえ一応良い天気であることに変わりはない。

 

それでも私は屋内に引きこもっているけれど。

 

さて今日はそんな在宅関係の仕事のお話。

少し前からネットで見かける自作のグッズ作成支援サービスが広がりを見せている。

 

Tシャツからマグカップ、スマートフォンのケースのデザインなど、自分で一から作りたい人向け、デザインビジネスを志している人向けの自由市場が開かれている。

 

数多のデザイナーが渾身のデザイン出品している姿を見ると、プロフェッショナルもアマチュアも関係ないなと思えてくる。

 

実際、こういう機会を通して業績を上げる人がプロだったかと言われると必ずしもそうでもない。

 

アマチュアだからこそより一般的な視点に近く親しまれるイメージを提供できるのかもしれない。

 

しかし、こうしたサービスの台頭はデザイナーの価値自体をひどく不安定にさせる。

 

世間の目から見てプロとアマチュアの違いが分からないくらいになってしまうと、どうしても全体的に需給のバランスが崩れて買い手市場に陥る。

 

そうなったらプロフェッショナルは大変だ。

自分の価値を維持するために高付加価値を模索することになる。

 

競争は必至だ。

 

プロとアマの境目が曖昧になるのは業界全体の危機信号かもしれない。

 

ではでは

 

今日の本は、「プロ社長」です。

従業員の仕事は事業を円滑に進め、利益を出すこと。

社長の仕事は事業構想を練り、事業全体の飛躍、発展の船頭となること。

例え少人数であったとしても、人を雇用して経営ができる社長はプロフェッショナルだと私は思う。

 

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2014.05.19 Monday

健全なるなんとやらは

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

ここ最近体がふくよかになったという指摘を受け、自分の生活を見直すことに。

 

健全なる何とやらはということで、体を動かすようにしよう。

今の時期から行動すれば夏頃にはそれなりにやせているはずだ。

 

それにしても、今の日本では飽食の時代のおかげか、食べるものに困らないどころかどれを食べてもおいしく感じられる。

 

そのせいか日本でも肥満傾向を指してメタボなんて用語が流行したこともあった。

錯覚かもしれないけれど、若い人ほど平均的な体つきは大きくなってきている気がする。

 

体が大きいのはいいことかもしれないけれど、飽食の弊害も無視できなくなっている。

 

いわゆる廃棄問題。

必要量を大幅に超えて食材を生産・輸入することから、日本は食料廃棄率は世界最大レベル。

 

過去に飲食店でもアルバイトをしていたけれど一日に廃棄される食材だけで100Lのごみ袋を2枚以上使うなんてよくあることだった。

 

贅沢の陰で食材の廃棄を当然のように繰り返した結果がこれである。

 

営利活動には反するかもしれないけれど、食券だのフードチケットだの生活保護の代わりにするくらいなら、必要最低限の食料品セーフティネットとして廃棄予定の食材を流用するだけでも相当効果がありそうだ。

 

ではでは

 

今日の本は、「値引きして売れるなら捨てるよりマシは本当か?」です。

古本屋でも組合や同業者のつてなどで古本屋同士の値付けで商品をやり取りしている。

でもこれは同業者間での取引であってお客さん相手じゃない。

安易な値引きを首を絞めるだけ、値引きも売るべき時と場合、相手があるということ。

 

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2014.05.18 Sunday

商売は読めない、一寸先は闇

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

今日は日曜日でしたが、みちくさ市出陣ということで朝からバタバタしてました。

いつも出るときになると不安になる。

 

もっていくうちどれくらいが売れるだろうか、と。

 

過去二回の戦歴は惜敗(出店料以下)とまずまず(出店料以上かつ雑貨類好調)だったので、今回は本が売れるよう期待してそろえたつもり。

誰もが知っている(と思う)コンテンツ

本屋さん関係

そして持っていく雑貨に合わせて雑貨関係の本を持っていった。

 

統一感がないと言われてしまいそうだけれど、このカオスさがあんとれボックスでもある。

 

その結果……

 

売れるだろうと思っていたものが手にすら取ってもらえず、売れるか微妙だと思っていたものが売れていった。

 

自分の読みが甘かった部分もあるかもしれないけれど、今回も目論見はことごとく外れたと言っていい。

 

結果は辛勝(出店料は出せたものの本の売れ残りが少なくない)だった。

「みちくさ市」の色(文学系や趣味本)と「あんとれボックス」の色(ビジネス書と自己啓発)は噛み合っていなかったけれど、一古本屋の目利きとしては惨敗だ。

 

また一から練り直すか。

 

ちなみに私自身がイベントを見て回って手に取った本は「アマチュア論」。

 

今の自分にピッタリな題名と言える。

アマチュアであることに甘えすぎているのかな。。。

 

ではでは

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2014.05.17 Saturday

売り場のルール

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

実は、今朝お店に向かったらあんとれボックスの看板が出来ている!!

 

先週より話自体は頂いていたのだけれど、建物の一部を変更するため看板を新設することになって、私のお店の看板が漸く大々的につくことになったのです。

 

やったぜ、さっそく写真写真…と思っていたらなんかイメージと違う気が。。

 

デザインの主に確認してみたところ、結構デザインと実物が違うことが判明!!

 

これはまずいってことで施工を担当してくださった管理会社さんに電話。

結局作成に直接関係し看板屋さんから電話を頂くということに。

 

もう人前に出ているけれど、あんとれボックスの看板としてはちょっと微妙な感じに。

 

これは後々協議するとして、次に差し迫ったことは

みちくさ市

http://kmstreet.exblog.jp/

もう明日開催ということで持っていく商品のチェック。三度目ということで少しはなれてきただろうか。

 

意味は違うけれど三度目の正直と言いますか、ぶっちゃけこのイベントに来る人の本の需要がよくわからない。

 

本好きだけど文学青年ではないので多くの方が持ってくるような文学系は除外としても、品揃えが悪いせいか過去二回の出店で本の売上が出店料を上回ったことがない。。

 

前回は雑貨類が好調だったおかげで黒字にはなったものの、古本屋の店主としては悩みどころ。

 

売り場の本が売れていくイメージが全くわかないんだもの。

 

今回も趣向を変えて挑戦するけれど、これで売れなかったら売り場の在庫をある程度一掃する。

 

値打ち物でもない限り、売れないものをいつまでも未練たらしくおいておくわけにはいかない。

 

まだ私の中で組みあがっていないけれど、売り場のルールを定めて売り場を整理したほうがいいころかもしれない。

 

ではでは

 

今日の本は、「『売り場のプロ』はこうして生まれる!」です。

売り場には二通りのプロがいる。接客のプロと売り場のプロ。

接客はお客さんが気持ちよく買い物ができるように直接補佐する仕事。

売り場はお客さんが商品を見やすく、取りやすくするために整理する仕事。

虻蜂取らずにならないようどちらが向いているのか試して、長所を伸ばしつつ短所を直していく。

向いているかどうかの判断基準は一生懸命やっているかどうか。

 

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2014.05.16 Friday

売値を堅持するか、売り切ることに尽力するか

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

今日は昨日までと違って涼しい一日でした。

季節の変わり目が一番体調を崩しやすいので、気温があっちこっちいくのは結構つらい。

 

おかげで夏でもないのに食欲減退気味。

 

さて、昨日本は消費期限のない品物だという話をした。

期限がないから市場価値にならう必要があるのかもしれない。

 

では、今度は消費期限のある品物はどうだろう。

 

スーパーやデパ地下の総菜コーナーは一日限りの商品がずらりと並んでいる。

帰宅前の夕飯時、総菜コーナーはにらみ合いが起こる。

 

店側は出来る限り定価(売値)で買ってほしいと思っている。

しかし消費者側はお店側が割引シールを貼るのを待っている。売れ残りを定価で買うなんて真っ平御免というわけだ。

 

結局店側が折れて売れ残りを割り引いてでも廃棄を減らす。

 

この割引制度、個人商店で実施したらどうなるか。

あくまで想像だけれど、割引時にお客さんが殺到するだけになる。

 

私が見た限り、チェーン店を除いて生き残っている個人商店は決して割引をしない。

割引は自分の商品の価値を自分で貶めている行為に他ならないからだ。

 

割り引いた分利益を出すには量をさばかなければならない。薄利多売はチェーン店の方が上手だ。

同じ土俵で戦うには条件が悪すぎる。

 

個人商店で高い回転率を前提に商品価格を決めるのはお勧めできない。

売る側が「これちょっと高いかもな」と悩むくらいの値段設定がちょうどいい。

 

その値段に商品価値を近づければいいわけだから。

 

ではでは

 

今日の本は、「どこの会社でも通用する、ポータブル・スキルを身につけろ!」です。

どこの会社でも通用する、というよりどこの会社でも当たり前な基本的なことをまとめている。

一つの会社に勤めあげるというのが困難なご時世どこでも通用するスキルを会社の中で求めるのがおかしいのかもしれない。

会社は従業員を育てるところではなく、営利を追求するためのものだから。

 

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2014.05.15 Thursday

もう本屋は時代遅れ?

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

今日備品の買い出しに出かけた際、ちょっと衝撃的なものをみつけました。

P2014_0515_130003

 

早稲田駅そばに構えていた本屋さんの一つ、成文堂が5月12日をもって閉店したそうです。

お店のブログでもお知らせしていたそうなのですが、書店経営の難しさをまざまざと見せつけられた気分。

 

早稲田大学正門前にも店舗があるとはいえこちらは早稲田大学の教科書販売に特化しているため学生以外は利用しづらい。

 

さて、以前より着々と地域に根付いた本屋が閉店へと追い込まれている。

本屋としての品ぞろえ、商品の検索機能、配送サービス…いずれもネットショップに追い抜かれてしまった。

 

私が言うのもあれな話だけれど、古本屋の店主が市場調査に本屋ではなくアマゾンを使うくらいに本屋としての優位性が分からなくなってきている。

 

勿論これは対岸の火事というわけでもない。古本屋にだって弊害はある。

 

市場価格を上回る値付けをすると買い手はまずつかない。

市場価格はどうあれ本という品物には消費期限がないのだから、店主の気分で値付けをするのは自由だと思う。

 

しかし、今や買い手が売り手以上に値段に厳しいご時世。市場価格至上主義だ。

 

今やほとんどの人が最低価格の棚だけを見に来る。

良くも悪くも掘り出し物にしか興味はないのだろう。

 

掘り出し物なら高く買ってくれ。トコロテンと客寄せのパンダだけを持っていくのはやめてくれ。

 

そんな古本屋の愚痴を嘯きながら私は今日も400円で古本を売っている。

 

ではでは

 

今日の本は、「出版社と書店はいかにして消えていくか」です。

出版不況が続いている。売れる本がないのではなく、売れない本まで作り過ぎて在庫超過、利益を食いつぶしているから。

今古本屋には売れない本が大量に集まってきている。

印刷費より本の価値が下がるようになったら出版社が流通量を制限してくれたらいいのに。

 

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2014.05.14 Wednesday

人を雇う理由

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

昨日とは変わって体の調子がよくないので今日は簡潔にゼンショーのお話。

 

ヤフーニュースで今なお人員不足で営業再開が出来ていないすき家・ゼンショーの記事を見ました。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140514-00000098-mai-bus_all

 

時給が高いからと言って、一度「割に合わない労働環境だ」というレッテルを張られた会社は状況を改善できないみたいだ。

 

朝日新聞の記事では社長のコメントがあるのだけれど。。。

http://www.asahi.com/articles/ASG5G5FL3G5GULFA02J.html

社長が3Kな仕事をする人が減っていることを嘆くってどういうことだろう。

自分はできると言いたいのかな?夜のシフトを時給1350円で。

 

このままだと休業中の店舗は営業再開はおろか、閉店なんてことにもなりかねない。

 

とはいえゼンショーがお店の数を減らさないということは、裏を返せば人手さえあればいくらでも採算が取れる仕組みになっているわけだ。

 

雇用はおろか自立も出来ていない私からすれば大変羨ましいことでもある。

雇われ店長になるつもりは全くないが儲かる仕組みの中で生きるのは安定感があるだろうな。

 

いずれにせよ、人を雇う理由が投資ではなく費用と捉えているのなら、これからも風当たりは厳しそうだ。

 

ではでは

 

今日の本は、「ブラック社員がこんなに!動く 佐川急便のマネジメント」です。

いわゆる自叙伝ではあるものの、正論がまかり通らない組織の実態が見えてくる。

どんな企業であれ従業員に割に合わない仕事だと思われるのは風評にも影響を与える。

従業員だって制服を脱げば一人のお客さんだ。

 

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2014.05.13 Tuesday

商いは一人でやり続けられるか

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

今日は自転車を定期検査してもらいに行きました。

人に対してはバンビちゃんな私ですが、物に対してはワイルド極まりないのでボロボロになっていた模様。

 

明日検査及び修理が終わるそうだけれどいつもお世話になっている分丁寧に修理されることを望む。

 

そんなわけでしばらくは徒歩で行動することになる。

行き帰りくらいしか違いはないけれど、歩く分考える時間が増えた。

 

さて、そんなこんなで考えていたこと。

それは一人店舗の限界。

 

店員だって人間だ。

お昼ご飯を食べる時間も必要だし、お手洗いに行くのも生理現象だ。

なあなあになる部分が生じる。

 

だけどそれを補うのに人手を雇うのも考え物だ。

言っちゃなんだが、今のご時世人手を雇うのはリスクが高すぎる。

 

結局一人でやり続けるしかないと考える個人商店が少なくない。

 

うまく人を巻き込んで自分の商いを継続する。

 

それくらいのずうずうしさが一人商いには必要かな。

 

ではでは

 

今日の本は、「はじめよう!一人でできる小さなお店」です。

1人商いの難しさを紹介したものの、生計を立てなければならないという前提さえなければ結構簡単だったりする。

良く聞く週末起業、週末店主というのがそれにあたる。

始めからお金以外の動機づけがあって趣味の延長で始める事業というのは、意外と普通の起業よりも長生きだったりする。

 

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2014.05.12 Monday

まずは共感を、そして反発を

みなさんこんばんは、代表の前田です。

 

今日は雨にやられてしまいました。

出来るだけ早めに帰宅しようと動いていたつもりだったけれど、結局雨に打たれながら自転車をこぐ羽目に。

 

ああもう、これだからお天気雨は。。。

 

さて、今日は周りにいる人と意志の相関関係を考えてみた。

 

私は自分の意志が弱い人間なので、周りの人に影響を受けやすい。

それは自分にないものを次々に取り入れる柔軟性を持つ反面、最終決定の場面で尻込みしやすいという欠点でもある。自信がないからかもしれない。

 

自分の意思を後押ししてくれる存在がいるのといないのでは、方向性はだいぶ違ってくる。

まずは人の共感を求めて行動することが必要だと思う。

 

一方で様々な自己啓発書を読むと、経営者には自身に反発する部下を持ち、積極的に絡んでいく方が有効だと書かれているものが少なくない。

 

これは、成功を積み重ねてきた自信がある経営者にとって、周りをイエスマンで固めることへの警句だと思う。共感の根拠がモノやコトではなく人になっている。

経営者が何を言っても仰るとおり、と返されては井の中の蛙になってしまう。

 

だからこそ経営者は反発を求めることが必要になる、らしい。

 

どちらの考え方も、「より多くの人に認められる」ための工夫と捉えられる。

 

始めは好かれることを望むか、始めは嫌われることを望むか。

私は前者がいいと思うけれど、ひとによっては後者の方が良いのかも。

 

ではでは

 

今日の本は、「facebook」です。

「ソーシャルネットワーク」という映画でも注目されたFacebookの創始者にまつわるお話。

Facebookの仕組みの面白さの一つに共感を集めることが挙げられる。

しかしその裏では反発が巻き起こっている。これをかっこいいと思うか、悲しいと思うか。