みなさんこんばんは、代表の前田です。
今日帰宅途中で雨に降られた。
天気予報の降水確率を甘く見てたよ。。
とはいえ本降りになる前に滑り込めたのでラッキーだった。
さて、そうこうしているうちに雛祭りも終わってしまった。
雛祭りに関係した売れ残りが在庫処分としてセール品の対象になる日も近いかもしれない。
さて、今日はいつもと変わって消費者視点で購買意欲について考えてみたいと思う。
例えば、スーパーのお総菜コーナーなどには閉店2時間前になったりすると急に割引シールが貼られるようになる。
売れ残ったら在庫処分として損失になるどころか産業ゴミとして経費を計上しなければならなくなる。
売る側からすると「捨てるよりマシ」という気持ちでシールを貼ることになる。
しかし買う側からすると…
これからが本番!!
なわけで、3割引き、半額が消費者の相場になってしまっているので定価の買うのは馬鹿らしいと思ってしまう。
しかし、こうした安売り品はなぜか普段よりも買い手が動きやすい。
その消費者心理を逆手にとって、もとから割引額を考慮して値付けをすればどうなるのか。
きっと消費者は割高なこのコーナー自体を通り過ぎてしまうだろ。
売る側からすれば言い値で買ってほしいのに、鮮度の関係で割引する必要性が出るため仕方なくやっていることが、さらに購買デフレを引き起こしている。
多くの消費者は、「欲しいから買う」よりも「安いから買う」方が財布のひもが緩みやすいのだと思う。
それは今の時代背景を投影したものかもしれないけれど、最安値のイメージが浸透してしまったらそれを覆すのは容易じゃない。
目の前の小銭を拾うのではなくいっそ清々しく処分してしまった方が後々購買力向上につながるはずだ。
ではでは
今日の本は、「オトコの仮面消費」です。
例えば働き人が時給1000円の仕事から戻ってきて、家でセールの広告を見つけ片道30分の道のりで普段購買している製品を100円引きで販売していることを知って出かけたら11本以上の商品を買い溜めないと費用対効果が生まれない。
誰かが言っていたっけ。福引に並んだ時間で得られる給料がそのものが福引で得られる利益を超えられないのであればあきらめたほうが賢明だと。
自分は全部一人で手作りしている内はセール一切無しで行くよ。これでも低くつけてあるし。
売り手にとって割引、セールは自分の価値を否定するようで敗北みたいですよねぇ。。