Untitled Document
2013.06.05 Wednesday

古本と著作権

みなさんこんばんは、ちゃっぴーです。

今日は、自分が企画しているイベントのやり取りが少々混乱していて、その収束に尽力していました。

自分が直接手を触れられない部分に対してやきもきするのは仕方のないこととはいえ、落ち着きません。

とはいえ果報は寝て待て、人事を尽くして天命を待つ、です。

必要な調べ物にスイッチを切り替えました。

最近では、物販を行う店舗の大半がネットショップやオンラインモールなどの通販事業を同時並行で運営していることが多いです。

私のあんとれボックスもその例にもれず、実店舗と並行してネットショップの構築を急いでいます。

当店の書籍を(送料などがかかりますが)店頭価格と同等で購入できるメリットは大きいはずです。

しかしそこにはちょっとした課題も含まれます。

ネットショップに欠かせないのは、書籍の表紙などの画像です。

商品名と価格のみで商品が売れるサイトがあれば教えて頂きたいのですが、物販の場合大半が商品を写真等に収めて掲載していることと思います。

しかし、ブログのアフェリエイトなどと違って曲がりなりにも商用であるオンラインショップの写真として本の表紙を無断で掲載しても良いものなのか甚だ疑問でした。

アマゾンやブックオフなどの大手古物取引サイトなどは出版社に掲載の許可を取っている場合が多いのですが、出版社にとって利益にならない古本販売のネットショップに簡単に掲載許可をいただけるとは考えていません。

そこで、著作権法や関連する法律を読み漁り、様々なブログ記事やサイトを参考にしつつ掲載許可を頂かなくても掲載が可能な手段・方法を模索していました。

確証が持てるようになるまで相当時間がかかりましたが、結論として「条件付きで許可を取らずに表紙画像を撮影して掲載が可能」であることが分かりました。

書籍の表紙については美術品とも著作権の範囲外である場合もあるからです。

詳しいことは、文化庁の「著作物が自由に使える場合」や「著作権法第47条2項」を参照ください。

古本とはいえ、著作権と無縁ではありません。知らなかったでは済まされないので、古本の通信販売を検討されている方はどうぞご一考下さい。

ではでは

今日の本は、「本気で稼げ!ヤフオクで儲ける100のルール」です。
初心者には敷居の高いネットオークションの世界で出品などをして利益を得たい人向けの基本事項をまとめた書籍です。
私もネットオークションには魅力を感じますが、私の商材の主成分である古本はセットでもない限りなかなか高付加価値を付けられることがありません。


コメント1件 “古本と著作権

  1. 姉貴

    なんか面倒だねー。それに本買おうと思ったらまずアマゾンで検索しにいってしまうという流れとどうやって戦えばいいんだぁー。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください