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2012.10.21 Sunday

商売の成立と「次の一手」

みなさんこんばんは、ちゃっぴーです。

土日はともに快晴で、平日の疲労も吹き飛ぶような日々でした。

さて、今日は買い出しに行きつつ、私の商売がどうやって成り立つのかを考えていました。

商売である以上、商品は仕入れた価格よりも高い値段で商品を販売しなければなりません。

仕入れにかかった移動費人件費、梱包等の資材代や在庫を抱えてしまった際のリスクなども含めて、自分で販売価格を決めます。

どんな形であれ、販売価格は、仕入れや維持費などの合計費用(これを原価とします)を上回る必要があります。

大型スーパーやフランチャイズ店舗などはその規模の大きさを活用して原価を抑えることができ、結果として一般の小売店よりも低い販売価格で商品を提供できます。

これに対抗する手段は大きく分けて三つ
差別化
コストリーダーシップ
集中化
です。

その中で、全くゼロスタートで商売を始めるのであれば

差別化(オリジナルや高付加価値を付けた高級品などのブランド店となる)

集中化(特定の分野に特化した商品を募り、その分野の専門店となる)

という二つの方法が大資本を持つ企業に対抗する手段と以前書いたことがあります。
これは、起業を考えている人が真っ先に考えなければならないことです。

さて、その集中化戦略を取っている(つもりの)当店ですが宣伝もまだ不十分なことも相まって未だに自立できているとは言い難い状況です。

詳しいことは延べられませんが、あんとれボックスで仕入れ、在庫管理、販売という一連の動作を行うには私一人ではどうしても無理が出てしまいます。

少なくとも今ある在庫の10倍は商品がほしいところですが、それを実現するにはもっと仕入れる時間が必要です。

姉の商売も同様で、現在の製作ペースと原価では現状の販売価格でどう頑張っても自活が困難な収益しか上げられません。

販売価格を全体的に上げるか、より効率的な製作や材料調達が求められています。

端的に言えば、双方とも現行商売として成立していないと言えます。

悔しいですが、これは事実です。

この現状をどのように解決するか。

自分の商品と購買層とのパイプを確保する(ネットワークを持つ)
原価を抑え販売価格を高められる工夫を凝らす(効率化・質の向上)

……などなど

「次の一手」

が重要になってくるわけです。

追伸
先日お話ししたお豆腐屋さんでは
今ある技術を生かして「おからドーナツ」を新しく開発して
豆腐のみならず新しい商品を新規の顧客層へ訴える試みをしています。

「今ある技術を基に新しい市場を開拓する(ブルーオーシャン戦略)」

文句なしの「次の一手」ですね。

私も二つほどこのドーナツを頂きましたが、ドーナツとしての風味を出しつつ、シロップやチョコレート等のアクセントなしでほのかに甘くておいしかったです。

健康や虫歯が気になる方にもお勧めです。
当店でもお客さんが来た時にでも振る舞えるように店内に置くことを検討中です。

運が良ければ食べられるかもしれませんよ?

ではでは

コメント1件 “商売の成立と「次の一手」

  1. 姉貴

    自分はブランド力を徐々にあげていって値段をあげるのと、同じくブランド力によって外注商品でも一定の収入を得ることを目標にしてるよ。

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